
ライティングの仕事をしていきたいけど、読者に読まれるためにはどういった記事を書いていけばいんだろう?
普段から文章を書く仕事をしている人に、意見を聞いてみたいな。
今回は、こういった疑問にお答えしていきます。
本記事を見て分かること
- 【記事の書き方】ライティングの基本的な流れ
- 記事を書く前に抑えておくべき注意点
- 読みやすい記事を書く8つのコツ【実践編】
- 読まれる記事を書くコツ【内容編】
本記事を書いている僕は、パソコン1つで生計を立てているフリーランスブロガーです。
- ブログ歴は2年、Webライター歴は3年
- 月間300万PVの企業サイトにおいて、ライティング単価2円以上の専属ライター
- 3つのメディアサイト運営者
「はたらくPRO」
「BLOG-PRO」
「あなたの葬儀」 - 完全独学で「はたらくPRO」が月30,000pvを達成
- ブログ収益が月5〜6桁の人
今回は、記事の書き方やライティングのコツについての記事になります。
いざ記事を書こうと思っても、最初の頃はどうやって記事を書いたらいいのか、ライティング初心者の方からしたら分からないことだらけですよね。
僕は今となっては何も考えずに記事を書くことができるようになっていますが、Webライターの仕事を始めた当初は、まったく書けなかった経験があります。
そこで本記事では、僕がWebライターの仕事を請け負ってきた中で、実際に学んできた記事の書き方やライティングのコツを全て紹介していきます。
本記事を読むことで、基本的なライティング術を学べるだけでなく、何も悩まずに記事を書けるようになりますよ。
目次
【記事の書き方】ライティングの基本的な流れ
記事を作成(ライティング)しようと思った際には、ある程度の基本的な流れというものがあります。
それが以下の通り。
- 【記事のテーマを決める】
→どんな記事を書くかの内容を決めていきます。(例:本記事の場合は、テーマが「記事の書き方」ですね。) - 【テーマに関する情報を集める】
→テーマを選んだら、記事を書くための情報を仕入れます。
選んだテーマに関して、読者がどのような悩みを抱えているかを調べることが大事ですね。 - 【タイトルと見出しを書いて記事全体の構成を決める】
→記事を書くまえに、どのような流れで読者に解説していくかを決めていきます。
基本的な流れは、『疑問点に関する回答の結論』→『理由』→『実例』→『まとめ(結論)』という流れで構成を作ります。 - 【導入文を決める】
→冒頭に書く文章を決めていきます。最初の文章によって読者が記事を読みたいかどうかが決まるので、読者が興味を持ってくれる文章を書いていきましょう。 - 【構成に合わせて記事を肉付けしていく】
→構成に合わせて、記事を書き進めていきます。 - 【誤字脱字がないかの見直しをする】
→最後の確認として、誤字脱字、内容がスムーズに頭の中に入ってくるかなどを確認していきます。
基本的なライティングの流れは、上記のパートごとに分かれて進んでいくことがほとんどとなります。


記事を書いていく際には、基本を忠実に守って書き進めるのが何より大切です。
自分流で書き進めても成果は出ませんので、もし基本的な書き方を知らないという方は、基本の流れをこの機会に覚えておいてくださいね。
※それぞれのパートを解説するとかなり長くなってしまいますので、パートごとの重要なポイントを詳しくまとめた記事があります。
1つのパートごとに覚えることはたくさんあるので、ぜひ以下の記事も一緒にチェックしてみてください。
記事を書く前に抑えておくべき注意点
ライティングを始めるまえに、書いた記事を納める媒体がどの媒体かを把握しておかなくてはいけません。
なぜなら、媒体によって見せ方や書き方が異なる場合があるからです。
例えば本サイトのようなWebメディアサイトなら、後ほど解説する「SEO対策」を意識して対策キーワードを入れなくてはいけません。
しかし紙媒体なら、SEO対策用のキーワードを意識する必要はなくなり。
また携帯やSNS、ブログなど媒体ごとによって文字の大きさや見え方が異なるので、その都度書き方を変えなくてはいけないんですね。


正確な情報を届けることがライティングをしていく際に最も大事なことですが、記事を書くとなると読んでいる人のことも考えなくてはいけません。
あくまで読者目線で「どうやったら正確な情報を分かりやすく記事にできるか」を常に考えることが、ライティングにおいて非常に大切な考え方になります。
読みやすい記事を書く8つのコツ【実践編】
ここまで記事の作成(ライティング)における流れや注意事項をまとめてきました。
早速ですが、ここからは読みやすい記事を書くコツを覚えていきましょう。
先にまとめると、8つのコツは以下の通りとなります。
読みやすいブログの書き方
- PREP法を使う
- 箇条書きを使ってわかりやすくまとめる
- 一文の文字数を少なくする
- こまめに改行をする
- 「です・ます調」か「だ・である調」どちらかに統一する
- ひらがなをこまめに使う
- 文字に装飾を施す
- 見出しを積極的につける
上記の通り。

『読みやすい記事』というのは、読者が記事を読んでいても、違和感なく読んでくれる記事を意味します。
逆に『読みにくい記事』というのは、読者からしたら分かりにくかったり内容だったり、記事全体が見にくい文章を意味します。
いくら記事の内容が濃いものだったとしても、読みにくい記事を書いてしまうと、読者が離れていってしまう可能性があるのです。
なので読みやすい記事の書き方を理解してからライティングを進めていけば、読者から愛される記事を作ることができますよ。
読まれる記事を書くコツ【内容編】
ここまでは、読みやすい記事の書き方を紹介してきました。
ただ『読みやすい記事』を書いたからといって、『読まれる記事』を作ることはできません。
ライティングの仕事をしていくにあたって特に大事なのが、”読まれる記事を作る”ことです。
なのでここからは、”読者に読まれる記事の作り方”についてまとめていきます。
先にまとめると、以下の通りです。
- 文章のタイトルや見出しに検索キーワードをいれる
- より良いコンテンツとリンクを提供する
- 文章だけでなく図や画像を利用する
- 記事を書く人の実体験を文章内にいれる
- 読者に対して解決策を提供する
文章のタイトルや見出しに検索キーワードをいれる
SEO対策として、文章のタイトルや見出しに検索キーワードを入れていきましょう。
SEOとは?
一般的にWebサイトの順位付けは、「タイトル」や「見出し」に検索キーワードが入っているかどうか、読者の検索キーワードに答えられているかで上位表示をするかどうかが決められます。
例えば今回の「記事の書き方」に関する記事を例にすると、おそらくほとんどの方が検索エンジン(GoogleやYahoo!)の検索欄に「記事 書き方」と入力して検索をしているはずです。

中には「タイトル」に検索キーワードを入れていない場合でも上位表示を取る例もありますが、代わりに「見出し」に検索キーワードを入れている可能性が高いです
どちらにせよ、「タイトル」もしくは「見出し」には検索キーワードをいれると言うのは基本中の基本なので、必ずキーワードを意識したタイトルと見出し作りをしていきましょう。
【補足】タイトルの文字数は28字〜32字が理想
補足として、タイトルの文字数は28字〜32字でおさめるのが理想的です。
なぜなら32文字以内におさめないと、パソコンでタイトルが表示されないからになります。
逆に短すぎると、検索エンジンから評価をされない可能性が高いので、できるだけ28字〜32文字程度の文字数でタイトルを決めるようにしましょう。
より良いコンテンツとリンクを提供する
たくさんの読者に記事を読んでもらうためには、検索上位を目指すのが1番ですが、上位表示を取るにはより良い『コンテンツ』と『リンク』を読者に提供する必要があります。
コンテンツ内容や記事内に貼り付けてあるリンクが読者にとって良いものでないと、いくら綺麗に情報をまとめていても上位表示を取ることができません。
実際に世界の70%が利用しているとされるGoogleが、「品質の高いサイトを作るには、コンテンツ内容の充実性とサイトに貼ってあるリンク(被リンク)が特に重要」と明言しています。
質問者「色々なポイントが検索のランキングに影響するのは理解できましたが、最も重要なポイントはどの要素ですか?それが分かれば、我々もより品質の高いサイトを作れるようになりますよね。」
Google:「はい。それは『コンテンツ』と、あなたのサイトについた『リンク』です。重要さはどちらも同じ程度で、両方そろっているかが大切です。」
引用先:『Google Q&A+ #March』 (翻訳は筆者)
上位表示を取るためには、検索エンジン(特に『Google』)に愛される記事を作らなくてはいけません。
つまりはGoogleが公言するより良い『コンテンツ』と『リンク』を含まなくては、たくさんの人に読まれる記事を作ることができないということです。

SEO対策としても覚えておくべき内容になりますので、『E-A-T』という言葉を知らないという方は、以下の記事もチェックしてみてください。
-
【SEO対策】Googleが推奨するE-A-Tの重要性
文章だけでなく図や画像を利用する
読まれる記事というのは、何も文章を綺麗に書くことが全てではありません。
文章ばかりでは読者も飽きてしまう可能性があるので、文章の中に図や画像を入れて読者に飽きさせないという工夫をする必要があります。
例えば画像を記事の中に挿入する場合には、大見出しの後にいれることが多いですね。
また文章があまりにも長くなった時や説明が図や画像を使わないと分かりづらい時などに、読者に伝わりやすい図や画像を記事の中に入れていきます。

さらに検索エンジンの『Google』も、画像だけでサイトに飛ぶ「画像検索」にも力を入れているので、SEO対策にもつながります。
SEO対策はライティングの仕事をする上で必須項目の知識なので、画像は特に貼り付けるクセをつけておきましょう。
記事を書く人の実体験を文章内にいれる
記事を書く際には、執筆者の実体験を文章内にいれるように心がけましょう。
なぜなら記事を書く際には、人の実体験を文章内にいれることによって、より信憑性を増すことができるからです。
例えば僕はこれまでのWebライターやブログの経験を生かして本記事をまとめていますが、ライティング初心者が本記事を書いていたら、信憑性の薄い記事が出来上がってしまいます。
信憑性を高めていくためには、執筆者がどうやってその問題を解決したかの具体例を示した方が、読者に分かりやすく伝えることができるんですね。

さらに検索エンジンも、信憑性のある記事を上位表示にする傾向にあります。
自分の実体験を書いた記事を入れた方が、よりコンテンツ内容が充実した記事を作ることができるので、実体験を記事内にいれるようにしていきましょう。
読者に対して解決策を提供する
ライティングの基本は、読者の悩みを解決することにあります。
いくら有益なコンテンツをまとめた記事でも、読者の悩みを解決できていない記事を書いていては意味がないのです。
極端な例ですが、本記事のように『記事の書き方の悩み』を持っている読者に対して、『執筆者の日常』など関係のないコンテンツを提供しても読者を満足させることはできませんよね。
「読者はどのような悩みを抱えているのか」「見えない悩みはなんなのか」などを徹底的に考えることで、ちゃんとした有益な記事を書くことができます。

悩みを抱えている人というのは、1つの悩みに対してさらに深い悩みを抱えている場合があります。
そう言った読者側の目線に立って記事を書くことが、読者に愛される記事を作ることにつながり、最終的に”読まれる記事”を作ることができるのです。
まとめ|記事の書き方を覚えてライティングを始めよう
ここまで記事を書く際の流れや注意点、読みやすい記事と読まれる記事の作り方についてまとめていきました。
気を付けるべきポイントはたくさんありますが、何より大切なのは「読者のことを1番に考えた記事」を書いていくことが1番大切です。
どれだけ文章が綺麗でも、読者の悩みを解決できない記事は正しい記事とは言えません。
- 自分が選んだテーマを読んでいる読者とはどういった人なのか
- 読者はどんな悩みを抱えているのか
- 読んでいる読者層に合わせた伝え方は何があるのか
これらを考えて記事を書いていくことが、1番重要になりますよ。
それでは以上となります。
ありがとうございました。