
原因が分からないのですが、どうやったらブログ記事が読まれるようになりますか?対策とかあればぜひ知りたいです。
今回はこういった疑問にお答えしていこうと思います。
本記事を見て分かること
- ブログ記事が読まれない7つの原因
- 原因別に分けたブログが読まれるための対策法
本記事を書いている僕は、パソコン1つで生計を立てているフリーランスブロガーです。
- ブログ歴は2年、Webライター歴は3年
- 月間300万PVの企業サイトにおいて、ライティング単価2円以上の専属ライター
- 3つのメディアサイト運営者
「はたらくPRO」
「BLOG-PRO」
「あなたの葬儀」 - 完全独学で「はたらくPRO」が月30,000pvを達成
- ブログ収益が月5〜6桁の人
今となってはブログで生計をたてている僕ですが、最初の頃はまったくブログ記事が読まれず約6ヶ月間は0~100pvの間を彷徨っていたものです。
しかし原因が分かってからというものの、ブログを初めて約9か月で月30,000pvを達成することに成功しました。

本記事ではそんなまったく読まれないブログ記事を、どうやったら読まれる記事にしていったのかを解説していこうと思います。
最終的には読まれない記事と読まれる記事の違いが分かり、自分でも読者に読まれる記事が作れるようになりますよ。
目次
ブログ記事が読まれない7つの原因と対策
結論として、ブログが読まれない原因は以下の7つです。
- SEO対策を実施していない
- 日記感覚で書いている
- ビッグワードだらけのジャンルを選んでいる
- ブログの更新頻度が少ない
- WordPress専用のテーマ選びで失敗している
- SNSで積極的に宣伝をしていない
- 最初から奇跡が起こると信じ切っている
ブログを発信して収益化を目指していくにあたって、上記に書かれていることは絶対にしてはいけないことに該当します。
もし1つでも「読まれない原因」に当てはまっているなら、これからいくら頑張ってもブログは読まれないと思っておいたほうがいいです。

それぞれちゃんとした対策法がありますので、ブログが読まれない原因を生み出していると感じた項目がありましたら、それぞれの対策法を実施していきましょう。
ブログが読まれない原因➀SEO対策を実施していない
SEO対策を実施していないブログというのは、記事を読まれる可能性が低くなります。
ブログが読まれるようにするには検索順位で上位表示を目指す必要があるのですが、SEO対策をしていないと上位表示を取れないんですね。
SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った略称で、優良な被リンクを集めたり(外部施策)、ユーザーに価値あるコンテンツを提供し、適正に検索エンジンにページ内容を理解・評価されるよう技術的にWebページを最適化(内部施策)することで、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワードが検索された場合に、自サイトが上位に表示されるようにすることを意味します。
分かりやすくまとめると、「SEOを意識していないとGoogleさんやYahooさんに嫌われてしまい、いつまでたっても記事を読んでくれる読者を集めませんよ」という意味。
ブログ運営においてSEO対策は必須となりますので、必ず覚えておきましょう。
対策法:SEOの知識を深める
対策方法としては、SEOの知識を深めていくしかありません。
ブログ初心者からすると「SEOって難しそう」って感じるかもですが、考え方はいたってシンプルです。

読者のことを考えたブログとは、読者の悩みを解決するほか、ブログを開いた時にすぐにブログ記事が読みやすい状況を作っていかなくてはいけません。
そのためにはやるべきことが星の数ほどあるのですが、SEO対策が万全になればなるほど、上位表示を目指せれて読まれるブログを作ることにつながります。
SEOは知識を深めれば深めるほど覚えることは多いので、常に読者のことを考えながらブログを書きつつも、SEOの基礎勉強は常にしておきましょう。
SEOの知識は、検索エンジンのアップデートに伴って常に増え続けるので、日頃からSEOの勉強を習慣づけることが大切ですよ。
ココに注意
いきなりSEO対策をしても記事が読まれることはないので、気長に結果が出るのを待ちましょう。
ブログが読まれない原因②日記感覚で書いている
ブログとは気軽に始めやすいとあって、日記感覚で書いていしまう人もしばしば。
無料で始めれる「アメブロ」などを見ていくと分かりますが、日記のように1日あったことをそのまま書いている人が多いんですね。
しかしブログの本質を突き詰めると、ブログで書くべき記事というのは読者の悩みを解決してあげることにあります。
読者の悩みを解決しないただの日常の出来事をまとめた記事というのは、もはやブログではなく日記です。
自分が逆の立場になれば分かるとは思いますが、得体のしれない人が書いた日記のようなブログに興味を持つと思いますか?
好きなことをそのまま書いているだけだと、そりゃあ記事を読まれませんよね。
対策法:読者にとって有意義なブログを書き続けてドメインパワーを高める
対策法としては、読者にとって有意義に感じるブログを書き続けてドメインパワーを高めることが大切です。
ドメインパワーとは、Webサイトの強さを示す指標のことを指します。ドメインパワーを上げることで、サイトが強くなるので、各ページのキーワード順位が大幅に上がります。 結果として、検索トラフィックが上昇し、サイトのアクセス数が大幅に増加することとなります。
引用先:SEOラボ
ドメインパワーを高めるためには、SEO対策と同じ対策をしていけば問題ありません。
- 何のため、誰のためにブログを書いたのか
- どんな情報が盛り込んでいるのか
- どんな悩みを解決することができるのか
上記を意識していけば、自然とドメインパワーも高まっていき専門性のあるブログが完成していきます。
有意義に感じるブログとは世の中にたくさん溢れていますが、まずは読者にとって有意義なブログとは何なのかをしっかりと考えていきましょう。

ブログが読まれない原因③ビッグワードだらけのジャンルを選んでいる
ブログを始めていくなら自分が得意なジャンルを書いていくのが鉄板ですが、ビッグワードだらけのジャンルを選んでいては記事が読まれない可能性が高いです。
ビッグワードとは検索数が多いワード(言葉)のことを意味しており、「検索数が多い=ライバルも多い」という意味合いになります。
ちなみにブログ界でビッグワードと言われているジャンルは以下の通り。
- 美容
- 転職
- 脱毛
- 結婚
- 金融
- 不動産
- カード関係
etc...
上記に当てはまるワードはライバルが多すぎて、ブログ上級者でも戦略を練らない限り、なかなか記事が読まれません。
文章に自信がある人ならいいですがブログ初心者がビッグワードを狙う行為は、例えるならライオンがいっぱいいる檻の中に武器も持たずに突入するようなもの。
まず自分の武器も持っていない状態で入ってしまうと間違いなく負け越してしまうので、もしブログ初心者の状態で文章力に自信がない方はビッグワードを選ばないようにしなくてはいけません。
対策法:ロングテールキーワード戦略を実施する
ビッグキーワードを選ばずに読まれるブログを作るためには、『ロングテールキーワード戦略』を活用するのがおすすめです。
ロングテールキーワード戦略とは?
例えばですが、以下には月間に1つのキーワードがどれだけ検索されているのかが分かる『Googleキーワードプランナー』を使った際に出てきた月間の検索数の画像を記します。
- 『転職』・・・月に約10万~100万アクセス,競合性「高」
- 『転職 面接』・・・月に約1~10万アクセス,競合性「低」
- 『転職 面接 質問』・・・月に約1,000~1万アクセス,競合性「低」
ビッグワードの『転職』は競合性が高くライバルが多いですが、ロングテールキーワード戦略を使って『転職 面接 質問』というキーワードを意識してブログ記事を書けば、競合が少ないのでブログ記事が読まれる可能性が高くなります。

検索数が少ないキーワードを書いたらアクセスが少ないと感じるかもしれませんが、「塵も積もれば山となる」です。
少ない場所から少しずつ人を集めて記事を注目させていくのが、読まれるブログ記事を作るコツになりますよ。
ブログが読まれない原因④ブログの更新頻度が少ない
言わずもがなですが、ブログの更新頻度が少ないとブログが読まれないのは当たり前です。
2~3ヶ月に1,2記事しかあげていない状態でブログが読まれないっていう人もいますが、「そりゃあそうですよ」というしかありません。
例えばですが、以下の2パターンならどちらのブログが読みたいですか?
- 毎日更新をしているブログ
- 月に1回しか更新されないブログ
どちらも文章の質が同じぐらいなら、間違いなく「毎日更新をしているブログ」になりますよね。
読者というのは常に新しいものを求める傾向にあるので、2,3日たっても変化していないブログより常に更新をされているブログの方が訪れたくなるものです。
中には「良質な記事を書けば、1記事でも○○万円稼げる」みたいに言う人もいますが、ほとんどは奇跡に近いですし、ブログ初心者にはそんな芸当はできません。
ブログを始めたばかりの人は、たくさんブログが読まれるようにするためには、愚直に記事を書き進めるしかないのです。
対策法:更新頻度を増やす
更新頻度が少ない人で読まれないという人の対策法はシンプルでして、「更新頻度を増やす」しかありません。
ひたすらに数です。
ブログ界でトップクラスのマナブさんも、「ブログはとにかく数。」と謳っているぐらい記事数は大事になってきます。
よくある意見で「ツイートは、数より質」と言われますが、僕は「数が大切」だと思っています。
というか、ブログとかYouTubeでも同じですが、大前提として「数」がないと、「質」は高めていけませんからね。質の改善には「試行錯誤」が必要で、試行錯誤するには「数が必須」という論理です😌— マナブ@バンコク (@manabubannai) May 26, 2019
ただブログ初心者は毎日のブログ更新はしんどいので、最低でも週に2,3記事はブログを書きましょう。
それぐらいのスピードなら、Googleも「このブログはちゃんと更新しているな」と判断してくれるので、上位表示に上がりやすくなります。
ブログとは毎日の積み重ねによって成果へと繋がっていくので、少しでも空いた時間を見つけて更新を続けていけば、ちょっとずつでもブログが読まれるようになりますよ。
ブログが読まれない原因⑤Wordpress専用のテーマ選びで失敗している
WordPressを使ってブログを書いている人に限りますが、ブログ記事が読まれない原因の1つとしてテーマ選びで失敗している可能性もあります。
というのもWordpress専用のテーマによっては、
- SEO対策が実施されていない
- デザイン性がない
- 機能性が悪い
といったテーマがあるのです。
SEO対策がされていないテーマは上位表示を取るのが困難ですし、デザイン性がないテーマは読者を飽きさせる可能性が高くなります。
さらに機能性まで悪ければ、更新しようと思ってもなかなか思ったようにテンポよくブログを更新することができないこともあるのです。
本サイトで使っているテーマ「AFFINGER5」は有料でブログ初心者にも安心な仕様ですが、世の中には無料で手に入るけど粗悪品といえるテーマが山のようにあるので注意が必要になります。
対策法:ブロガーに人気のWordpress専用テーマを選ぶ
対策法はブロガーに人気のWordpress専用テーマに切り替えるしかありません。
というのもブログを本格的に運営している人のほとんどは最初から高性能なテーマを使用しており、記事が読まれるための対策をしているんですね。
SEO対策はもちろんのことデザイン性も優れたテーマを選んでおり、来てくれる読者を楽しませています。
さらに昔に比べると操作の仕方もシンプルなものも多く、マニュアルが完備されたテーマも豊富なのでブログ初心者でも安心です。
もちろん中には「ブログは文章を綺麗に書けば問題ない!」という人もいるかもですが、外見が汚くては読者が離れてしまいます。
中身と外見どちらも完璧にして、初めてブログが読まれるようになっていくものですよ。

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ブログが読まれない原因⑥SNSで積極的に宣伝をしていない
SNSで積極的に宣伝しないと、最初から記事が読まれることはありません。
理想を言えばSEO検索によって記事を見られるのがブログにおける理想形ですが、最初のうちは読まれないことがほとんどです。
そんな中でさらにSNSを活用しなかった場合、宣伝ツールがない状態になるので余計にブログの記事が読まれない状況を自ら作り出している結果になってしまいます。
中には「SNSなんて必要ない!」という人もいるかもしれませんが、SNS上にて影響力のあるインフルエンサーなどが生まれてきている以上、ブログを見てもらうためにはSNSが必須になってくるのは明白です。
宣伝をすることにためらいをもっていては、これからもブログ記事を読まれない状態が続いていきますよ。
対策法:TwitterやFacebookなどのSNSツールを積極的に使う
対策はシンプルでして、「SNSツールを積極的に使う」ことでブログ記事が読まれるようになります。
TwitterやFacebookなど代表的なSNSを活用して、自分のブログを宣伝していきましょう。
記事が完成した日に投稿したり、記事と関連性のあるニュースが世間に流れたときに「この記事がおすすめですよ~」といった感じで宣伝すれば、自然と読者が増えていきます。

さらにTwitterにて良質なツイートをしていき、フォロワーを増やしていくのも1つの戦略です。
だんだんとフォロワーが増えていき、その中でブログ記事を宣伝していけば自然と記事が読まれるようになっていきますよ。
ブログが読まれない原因⑦最初から奇跡が起こると信じ切っている
そして最も読まれない原因として濃厚なのが、「最初からブログが読まれるという奇跡を信じ切っている」ことも主な原因になります。
ブログ始めたての時に、「ブログを書けばたくさんの人に読まれてお金が稼げる!」と本気で思っている人が結構多いんですね。
僕もブログの相談を受けることがありますが、最初から成果を期待しすぎている人が驚くほどたくさんいます。
ただ僕がいつも言っているのは、「ブログは本当に持久戦です。最初からたくさんの読者に読まれるという奇跡なんて起こりません」ということだけです
以下の僕が月30,000pvに行くまでの画像を見れば、記事が読まれるようになるまでどれだけ苦労したのが分かると思います。

Twitterにて「1ヶ月で1万PV」などの奇跡を起こしている人も見かけますが、その後は読者が減っていき、収益も激減しているという人がほとんどだったりします。
そんな奇跡なんかに期待するよりかは、ちゃんと読まれる記事を生産していったほうがよっぽど効率的です。
対策法:ブログに奇跡を求めない
ブログを始める人には残念なお知らせですが、ブログに奇跡はありません。
もちろん裏技や近道といったテクニックなどもありません。
ほとんどの人は信じられないでしょうが、成果を出しているブロガーさんのほとんどは「継続と改善」によって読まれる記事を作ってきているのです。
継続していくことで自分のスキルを高めていき、思考を張り巡らせることで新しいブログアイデアを出していき、最終的には読者も収益も増えていく。
流れとしては単純ですが、ほとんどの人は現実を見てブログから足を洗っていきます。
最初から奇跡を求めていなければ、挫折してもなんとか立ち上がろうと努力をします。

そんな毎日を繰り返してきたから記事が読まれるようになり、今ブログで生計を立てれるようにまでなっています。
最初のうちは大変ですが徐々に成果は出てくるものなので、奇跡を待つのではなく少しずつの努力を繰り返していきましょう。
まとめ|ブログが読まれるか読まれないかは最初の対策次第で決まる
ブログが読まれない原因と対策方法についてまとめていきました。
改めて以下にまとめます。
ブログが読まれない原因と対策法まとめ
- SEO対策を実施していない
⇒対策法:SEOの知識を深める - 日記感覚で書いている
⇒対策法:読者にとって有意義なブログを書き続けてドメインパワーを高める - ビッグワードだらけのジャンルを選んでいる
⇒対策法:ロングテールキーワード戦略を実施する - ブログの更新頻度が少ない
⇒対策法:更新頻度を増やす - WordPress専用のテーマ選びで失敗している
⇒対策法:ブロガーに人気のWordpress専用テーマを選ぶ - SNSで積極的に宣伝をしていない
⇒対策法:TwitterやFacebookなどのSNSツールを積極的に使う - 最初から奇跡が起こると信じ切っている
⇒対策法:ブログに奇跡を求めない
原因が分かってしまえば、後は自分のブログと当てはめていき対策を実施するだけです。
実際に僕は上記の対策を実施しただけで、読者数が大きく変化し読まれる記事を作れるようになりました。
少しずつでも増やしていきたいブログ初心者向けの対策となっているので、伸び悩んでいる方はぜひお試しくださいね。
以下では読まれる記事の作り方をまとめた記事を用意したので、読みやすい&読まれるブログ記事を作りたい方はぜひチェックしてみてください。
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【読みやすいブログの書き方】8つのコツをプロライターが解説
それでは以上です。
ありがとうございました(^^)